チャイナドレスのスリッドの意味は?この形になった理由!

ファッション

チャイナドレスといえばハイネックでシルエットはボディラインにぴったり。

そしてなんといっても太ももが丸見えの切れ込みが入ったセクシーなドレスというのをイメージする人がほとんどかと思います。

現代ではコスプレに使われたり、映画のワンシーンで接待などで女性たちが身につけていたりと何かと「エロい」印象がありますが、なぜあのような形のドレスが出来上がったのでしょうか?

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スリッドとは?

スリッドではなく、正式にはスリットといいます。

スリット(Slit)とは、切れ目、隙間という意味で、服飾ではスカートなどの裾に動きやすくするという目的のほか、近年ではファッショナブルな装飾として用いることも。

タイトなスカートの後ろ、コートの後ろなどに入っている切れ込みがスリットです。

スリットを入れることで動きやすくするという効果以外にも、セクシーさなどが増しますよね。

チャイナドレスの横に入っている切れ込みもまたスリットの一種です。

 

チャイナドレスは元々満州民族の服装

中国(漢民族)=チャイナドレスを真っ先に連想する方は少なくないはず。

でもチャイナドレスって元々は満州民族の服装だったって知っていました?

中国最後の王朝である清を建国した満州族は、当時、中国で強い勢力を持っていたことから、満州民族の服装が中国の文化に流入したと思われます。

それにしても、現在のチャイナドレスとは似ても似つかないフォルム・・・

 

中国では「旗袍」(チーパオ)と呼ぶ

日本でいうチャイナドレスは、本場・中国では「旗袍(チーパオ)」と呼ばれていて、“旗の服”という意味。

満州民族は草原に住む騎馬民族、戦争のときは旗を掲げて馬を駆っていました。

満州族の軍人は「旗人」と呼ばれ、「旗人が着用する」ことから旗袍と呼ばれるようになったそう。

 

脚を見せるためのスリットではない..?

中国のも満州も昔は封建社会だったため、女性の身体の曲線は当然出してはいけないものです。

スリットのある旗袍は上流階級のみ許された服装である(上流階級ということを服装で示す)と同時に、乗馬の際にまたがりやすいという実用的な理由でつけられたそう。

女性の美脚を際立たせるためにできた訳ではないとは・・・なんだかあまり夢がないですね。

 

今の形に変化したのはいつ?

アヘン戦争後、鎖国状態にあった中国に西洋文化が流入し、少しづつ旗袍の洋裁方法が変わっていったようです。

女性のボディーラインを隠すための服装だった旗袍は自然体な形に近づいていき、1920年〜40年にかけて思想の開花が目まぐるしく、現在のチャイナドレスの様なスタイリッシュで妖艶な雰囲気のものへと変化していきました。

 

最後に

チャイナドレスはずっと中国発祥の服装だと思っていましたので、満州民族の服装だったというのですから驚きです。

また、女性の体を隠すための服装が今では強調するための服装になりつつあるというか、実際そういうとこありますよね笑

チャイナドレスは色々な国の歴史と文化が混ざり合うことで作り得た一つの芸術なのですね。

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